階段の昇り降りが難しくなると、日常生活に支障が出ることがあります。
とくに外階段のある住宅の場合、外出の度に階段を昇降しなければならず、その負担はさらに大きくなります。
こうした状況にお悩みの方におすすめなのが「階段昇降機」です。
今回は、お母様のために外階段に階段昇降機を設置したS様邸の事例を紹介します。
S様邸のお母様は、杖や歩行器を使えば歩行可能で、階段の昇り降りも手すりを使うことで何とかできる状態です。
しかし、疾患の影響で週に3回透析治療を受けており、治療後は体力が大幅に低下して階段の昇り降りが困難になります。
S様邸には住宅に入るまでに、コンクリート製の外階段の昇り降りが不可欠であることから、同居する娘さんがサポートしていました。
その都度、娘さんは転倒した場合のリスクが高いと感じていたため、「何かあってからでは遅い」と階段昇降機の設置を決断されました。
▲設置前の階段の様子
透析治療後の健康状態をイメージしにくいという方もいらっしゃると思いますので、治療後に起こる症状や影響を簡単に紹介します。
透析治療とは、体内の血液を綺麗にするための治療のことです。
一般的に週3回、1回あたり4時間以上をかけて行います。
しかし、長時間をかけて血液の老廃物や水分を取り除いた結果、以下のような副作用が出る恐れがあります。
・頭痛
・吐き気
・嘔吐
・血圧低下
・めまい
・倦怠感
・疲労感
これらの症状があるため、透析治療後の移動には注意が必要です。
とくに階段の昇降は大きなリスクを伴うため、安全な移動手段として階段昇降機の導入が有効です。
今回の事例では、屋内専用の直線型いす式階段昇降機「エスコートスリム」を設置しました。
▲風除室内にエスコートスリムを設置
S様邸の外階段は風除室内にあるため、屋内専用の機種が設置可能だったためです。
また、階段は10段の曲がり階段ですが、上段2段は娘さんの介助で対応できるとのことでしたので、直線部分に「エスコートスリム」を設置しました。
▲上階停止位置
エスコートスリムは、曲線型いす式階段昇降機と比較して、「設置コストが安い」「納期が短い」というメリットがあります。
そのため、今回は設置場所や使用方法を工夫することで、コストを抑えつつ早期に設置できた事例と言えます。
階段下部には扉があり、最下段までレールを設置できませんでした。
そのため、下段での乗り降りは娘さんが踏み台を用意して行うとのことです。
▲下階は踏み台を利用して昇降
設置後、お母様は試乗され、「これはいい!」と笑顔でおっしゃってくださいました。
それを見た娘さんも、「よほどエスコートスリムを気に入ったみたいね」と喜んでおられました。
今回のS様のように、病気の影響や筋力の低下により階段昇降にお悩みの方はいませんか?
階段昇降機なら、ご本人の安全確保だけでなく、介助するご家族の負担も軽減できます。
お悩みの方は、ぜひ弊社までお問い合わせください。
お客様の住環境やニーズに合わせた最適なプランをご提案します。