自宅に階段昇降機の設置を考える際、「安全性」と「快適さ」のバランスが気になるでしょう。
なかには、「安全を優先すると快適さが損なわれるのでは?」と思う方もいるかもしれません。
実は、その2つを両立させる方法はあります。
今回は、折り畳みレールを使用したY様邸の設置事例を紹介します。
Y様の奥様は脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)を患っており、以前から階段の昇降に苦労していました。
さらに今年、股関節の手術を受けたことで、歩行するのも大変になったとのことです。
元病院長のご主人も足が弱くなってきているため、夫婦で一緒に使えればとのことで、階段昇降機の設置を決断されました。
ちなみに、病院は自宅と隣接しており、現在はご子息が後を継いでいます。
Y様ご家族は仕事柄、階段昇降機のことを既に知っており、いくつかの製品を比較検討後、最終的に福祉用具貸与事業者を通じて弊社に設置を依頼されました。
お医者様であるご主人が選択した機種は、直線タイプの「エスコートスリム」でした。
▲エスコートスリム
1番の決め手となったのは、折り畳みレールがある点です。
その理由は、階段昇降機を設置するにあたって、2つの不安があったためです。
Y様邸には床暖房が完備されています。そのため、レールを設置するために下階の床部分に架台を固定すると、床暖房を傷つけてしまう恐れがありました。
お孫様が遊びに来た際、走り回ることが多く、レールが飛び出していると「ケガするのでは?」と心配されていました。
これらの不安を解消する方法として、エスコートスリムの折り畳みレールに注目したとのことです。
▲折り畳みレール 使用時・折り畳み時
折り畳みレールを使用することで、下階部分に架台を設置する必要がないため、床暖房を傷つける心配がなくなります。
加えて、お孫様が来た際、レールを折り畳むことで躓いてケガすることもありません。
このようにY様邸の事例は、折り畳みレールを採用することで、安全性と快適さを両立した成功事例といえます。
設置後、ご家族からは「折り畳みレールの開閉操作は少し重さが気になるものの、昇降機の出来映えには大変満足しています。」との声が寄せられました。
動作音が予想以上に静かだった点も好評でした。
加えて、階段昇降機の椅子部分のシートを6色のなかからオレンジ色にしたことで、階段の内装ともよくマッチしていると、デザイン面でも非常に気に入っていただけたようです。
私たちは、これまでに数多くの階段昇降機を設置してきた実績があります。
その豊富な経験をもとに、お客様のニーズに沿ったご提案が可能です。
階段昇降機の設置を検討している方は、どうぞお気軽に弊社までご相談ください。