「骨折後から階段の昇り降りができない」と悩んでいる方はいませんか?
リハビリに励んでも階段の昇降ができないと、日常生活に不安が残るだけではなく、そもそも退院できないこともあります。
そのような状況を改善できるのは階段昇降機です。
今回は、骨折で階段の昇り降りができなくなったM様邸の奥様に、2週間で階段昇降機を設置した事例を紹介します。
M様邸は1階が車庫、2階が居住スペースという設計です。
2階の玄関へ行くには、風除室内の直線階段を登る必要があります。
▲設置前の階段の様子
つまり、この階段を昇り降りできなければ、自宅で生活するのは困難です。
M様邸の奥様は、骨折により入院していました。
そして、リハビリに励んだ甲斐もあって歩行は可能ですが、お医者様からは「階段の昇降ができるまでの回復は難しい」と言われています。
さらに奥様は、持病の治療のために週3回通院する必要があります。
居住空間が2階にあるM様邸では、生活だけではなく通院にも支障を来すため、退院したくてもできない状態でした。
そこで、息子様が階段昇降機の設置を決断します。
息子様は町内の他の家で階段昇降機が使われているのを見たことがあり、「これなら母も安心して生活できる」と考えたためです。
奥様は持病の治療のための通院もあったことから、お医者様からは自宅に昇降機を設置すれば、すぐにでも退院が可能と言われていました。
そこで、弊社のホームページをご覧になった息子様から問い合わせをいただいた次第です。
息子様は「1日でも早く設置したい」とのことで、現地調査を行った翌日には自ら電気工事を行い、昇降機用のコンセントを設置されました。
※息子様は電気工事の資格をお持ちです。
弊社としましてもご要望に応えるために、すぐにでも設置工事に取り掛かりたいのですが、階段昇降機を設置するには建築確認申請が必要です。
そのため、今回の事例ではお問い合わせから設置までに約2週間かかりました。
建築確認申請については、「階段昇降機にも建築確認申請は必要なの」の記事で詳しく解説しています。
なお、今回設置した階段昇降機は屋内用直線タイプの「エスコートスリム」です。
▲エスコートスリム 設置後の様子
ここでは、M様邸のように風除室内に階段昇降機を設置するメリットを簡単に紹介します。
・雨や雪が降っても濡れない
・屋内用の階段昇降機を設置できる
・濡れないため、より安全にサポートできる
このようなメリットがあるため、積雪量の多い地域では外階段に風除室を設置してから、階段昇降機を取り付けることもあります。
実際に、弊社ではそのような設置方法も対応可能です。
詳細は「N様邸の設置事例」をご覧ください。
また、積雪量の少ない地域であれば、屋外用の階段昇降機で対応できる場合もあります。
弊社では、今回のような直線階段用の昇降機だけでなく、さまざまなタイプの階段昇降機を取り扱っています。
加えて豊富な経験をもとに、専門的なアドバイスやサポートが可能です。
設置方法や費用に関するご質問、不安な点があれば、どうぞお気軽にお問い合わせください。
お客様にとって最適な解決策をご提案いたします。